離婚寸前、別居状態で夫婦関係が冷え込んでいると、関係を修復するのはなかなか難しいものです。
でも、復縁できる可能性がゼロというわけではありません。
自分の気持ちを大切にして、相手のことを思いやることができれば、離婚寸前の状態からでも復縁することができるかもしれません。
そこで、別居中で離婚寸前でも関係を修復する方法や、実際に復縁を実現させた体験談などをご紹介します。
別居中で離婚寸前でも復縁できる!関係を修復するための3つの方法
ではまず、離婚寸前から関係を修復するための方法を見ていきましょう。
ほんの少し勇気を出して、相手を思いやることができれば復縁は可能です。
日々の生活に取り入れてぜひ試してみてください。
離婚寸前でも関係を修復したいと正直に伝えてみる
夫婦関係を修復したいと考えているのなら、
- たとえ離婚寸前であっても
- 別居していても
復縁したいという意思があるのであれば、自分の気持ちを相手に伝えてみるべきです。
関係を修復したいと考えていても、何もいわずにひとりで悩んでいてはただの空回りとなってしまいかねません。
直接伝えることで相手からの歩み寄りを期待することもでき、行動や言動が変化することも期待できます。
結果としてその後の関係修復のための話し合いもスムーズに進めることができます。
別居に至ってしまった問題の原因を話し合う
なぜ離婚寸前にまで関係が悪化してしまったのか、それには必ず原因があるはずです。
その原因を突き止めるには、落ち着いて話し合うことが必要不可欠です。
別居してしまったとしていても、こうした話し合いは夫婦関係を修復するために大切!
なるべく二人きりで、時間に余裕があるときにするとよいですよ。
たとえ、明確な原因が見つけられなくても、
- たくさん会話をする
- 些細なことでも報告しあう
関係修復に向けた目標を持つだけでも、お互いに前向きになれます。
離婚寸前でも勇気を出して一緒に過ごしてみる
すでに離婚寸前で、別居にまでいたってしまっている場合でも、なるべく同じ空間で過ごす機会をつくってみましょう。
お互い別々の生活をしているのであれば、思い切って旅行などに出かけ、非日常の中で一緒に過ごすのもひとつの方法です。
待ち合わせをして散歩をしたり、一緒に買い物に行くのでもかまいません。
一緒に過ごすことで一体感が高まり、再び信頼関係を築いて関係を修復することができるかもしれません。
離婚寸前の別居状態から実際に修復・復縁できた体験談
浮気が原因で別居にいたり離婚寸前におちいったものの、その後関係修復を実現した実際の体験談をご紹介します。
ともこさんの体験談 離婚寸前にまでいたった別居の原因と期間
別居のきっかけは夫の浮気でした。
浮気が発覚すると相手の女性との関係はすぐに終わりましたが、浮気が引き金となって夫婦関係がこじれてしまいました。
それから2年、夫婦間のぎくしゃくとした関係修復は続き、やがて私たちの別居生活に至りました。
けれど、私は別居してからも、ずっと離婚はしたくないと考えていました。
それからさらに2年が経ち、とうとう夫は離婚届を私の元に郵送てきて、関係は離婚寸前にまでになってしまったのです。
別居状態からどうやって復縁できたのか
別居を始めた当初、
- 夫は離婚をしたい
- 私はしたくない
意見はずっと平行線をたどっていました。
しかしながら、お互いに正反対の意見ばかりを主張していると、自分の意見を通そうとするあまりに相手の気持ちがわかりにくくなるものです。
そこで私は、夫の気持ちに寄り添ってみることにしました。
すると、夫と恋愛していたときの気持ちを思い出し、それは夫婦関係においても大切だと感じることができたのです。
そのことに気がついた私は、「離婚したい」と切り出されたときに今までのように「それはできない」ではなく、相手の気持ちに寄り添って「そうした方が良いのかもしれないね」と答えるようになりました。
結果的にこれが功を奏したのか徐々に態度は軟化。
離婚の話題しかしなかった夫が私の話を聞いてくれるようになっていったのです。
結果的に夫も私の気持ちに寄り添ってくれるようになり、最後には「もう一度やり直そう」という言葉を聞くことができました。
別居中で離婚寸前でも復縁できる!夫婦関係修復のポイント
大切なのは相手の気持ちを受け入れることです。
- 相手を変えるのは自分ではない
- 相手が変わるかどうかは相手次第
- 相手を無理に変えようとするのは命令や否定になってしまう
もし、今相手に対して思いやりが足りなかったなと思う節があるなら、相手の気持ちを一度受けとめることをポイントとしてみてください。
心の片隅に置いておくと夫婦関係の修復のきっかけになるかもしれません。
別居から夫婦関係を修復・復縁するときの注意点
離婚寸前でも修復したいなら自分の気持ちに素直になることが大切です。
でも、別居から実際に復縁する際に注意しなければならないこともあります。
別居から間もないのに修復したいと連絡を取るのはNG
別居して間もないと、現実が受け入れられずに精神的に不安定になることも少なくありません。
別れたくないと思っていると、どうしても相手と連絡を取りたくなってしまいます。
でも、これは逆に嫌悪感を抱かれることとなり、復縁は実現しなくなってしまいます。
そのため、連絡は一定期間間を置いてから取るようにし、やむを得ず連絡する場合でも最低限の用件にとどめることをおすすめします。
相手に期待し過ぎるのはNG
別居をしたにもかかわらず、相手に何かを期待するのはよくありません。
実は、こうした場合、別居前から相手への期待が多すぎることが離婚寸前を招いてしまった原因となっていることもあります。
特に関係修復が難しい別居中は、相手に何かしてもらえると考えるのは絶対に避けましょう。
別居中で離婚寸前!夫婦関係を修復・復縁したいなら
離婚したくないと思っているのに別居生活に至ってしまうのは、大変不安が伴うものです。
しかしながら、別居して距離を置いてみることは、夫婦関係にとってお互いをよく考えてみる時間ともなります。
こうした冷却期間を設けると復縁した後は深い夫婦関係を送ることができるでしょう。
たとえ離婚寸前に陥ってしまっても、きっと修復できる方法はあるはずです。
あきらめずに復縁が実現するよう夫婦関係の改善を試みてくださいね。